3D PDFで地形図今回は3D PDFを使用して地形図を作成してみます。 次のリンクからサンプルの「3D PDF 地形図 逗子市」をダウンロードしてみてください。 ![]()
逗子市の近辺の地形図が見られると思います。今回のサンプルはGISで扱われる、点、線、面要素が3D PDFで表現できることを示すため、「町字の代表点」、「等高線」、「行政区画」の3つの情報を利用しました。 地図中の要素にはプロパティ情報が設定してあります。 字町名の部分をトリプルクリックすると、以下のように字町名についてのプロパティー情報が表示されます。 等高線の部分をダブルクリックすると以下のように等高線についてのプロパティーが表示されます。 行政区画の部分をダブルクリックすると以下のように行政区画についてのプロパティーが表示されます。 ぜひサンプルをダウンロードして3D PDFを体験してみてください。
サンプルの地形図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 平29情使、第410号)」
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六本木から見られる建物群六本木から見られる建物群をパノラマ画像にしてみました。 以下のリンクからPDFファイルをダウンロードして、Adobe Readerで開くと、六本木から見られる高層ビル群が360度パノラマで見られます。 ぜひ、3D PDFを体験してみてください。 ![]()
※ブラウザに付属のPDFビューアでは 3D PDFは見られませんので、一度ローカル環境にファイルをダウンロードしてから、Adobe Readerで開いてみてください。
※コンピュータによってはデフォルトで3D PDFを起動しないように設定されているかもしれません。3Dモデルを参照できない場合は、Acrobat Readerの設定から3D環境を許可してください。 全天球カメラの画像を3D PDFで最近、全天球カメラの話題をよく耳にするようになってきました。比較的リーズナブルな価格で360度パノラマ画像を簡単に撮影できるのが人気のようです。 これらの機器を用いて撮影された360度パノラマ画像は通常は専用のアプリ、ブラウザ等を使用して見ることになると思いますが、無料のAcrobat Readerを用いても360度パノラマを体験することは可能です。3D PDFを利用すれば、クラウドや自前のサーバ、専用のアプリのインストールなしでも(Adobe Readerは必要ですが)、パノラマ画像を体験することができます。 SmartScape社と3DVSJapan社の受付エリアを全天球型カメラで撮影して、3D PDFに変換してみました。以下のリンクから取得できます。 ![]()
3D PDFで実現したパノラマ画像を体験してみてください。
3D PDFで鳥瞰図 これから何回かにわたり当ブログ内で3D PDFのGIS分野においての利用を提案していきたいと思います。
今回紹介するのは3D PDFを利用した鳥瞰図です。 次のリンクからサンプルの鳥瞰図「3D PDF 鳥瞰図 富士山」をダウンロードしてみてください。 Acrobat Readerで開くと3Dの富士山が見られます。富士山をグリグリ動かしながら眺めることができます。 このサンプルは標高に応じたテクスチャ画像を張り付けただけの鳥瞰図ですが、 利用者のニーズに応じて他のテクスチャを張り付けることにより様々な情報を可視化することもできます。 ぜひサンプルをダウンロードして3D PDFを体験してみてください。 サンプルの鳥瞰図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 平29情使、第214号)」 清水建設株式会社様では、施工現場で工事関係者とのビジュアルコミュニケーションツールとして活用している「4D施工手順マニュアル」を「Tetra4D Converter」「3D PDF for Naviworks」などを用いて作成しています。複雑な施工方法の周知方法からクオリティの高いマニュアルを作成するためのポイントなど事例を交えた話をいただきました。 詳細は以下のURLからご覧ください。 建設ITガイド 成功事例集 http://it.kensetsu-plaza.com/cad/example/562 Adobe Reader XI 以上で3D PDFを閲覧する場合、初期設定では以下のメッセージがAdobe Reader上に表示されます。 上記メッセージを表示させない(3Dを有効にする)ようにするには、Adobe Readerメニューの「編集/環境設定」を選択して表示するウインドウで、「3Dコンテンツの再生を有効にする」にチェックを入れてOKを押下してください。 Tetra4D Converter のデータエクスポート機能により、3D PDFから3Dデータ(STEP、IGES、JT、Parasolid、STL他)へ再変換することが可能ですが、3D PDFファイルに対してAcrobat Proでセキュリティ(編集制限)の設定をすることにより、データエクスポート機能を制限することができます。 セキュリティ(編集制限)設定については、ブログ「注釈、ものさし、断面作成を制限する」を参照してください。 3D PDFファイルにセキュリティ設定することにより、「データをエクスポートする」(赤囲部分)がグレーになって、機能が無効になります。 Adobe Reader で3D PDFを閲覧させる際に、注釈作成、ものさしによる計測、断面の作成などの操作を機密保護上させたくない場合、Acrobat Proで3D PDFファイルに対して以下の設定をすることにより制限されたファイルを作成することが出来ます。 1. Acrobat Proで対象のファイルを開き、ファイルメニューのプロパティを開きます。 2. 文書のプロパティウインドウで、セキュリティタブを開きます。 3. セキュリティ方法のプルダウンから、パスワードによるセキュリティを選択し、OKをクリックします。 4 パスワードによるセキュリティ・ウインドウが開きます。 5 「権限」の「文書の印刷および編集を制限。」にチェックを入れます。 6 変更を許可で、「許可しない」を選択します。。 7 権限パスワードの変更に、パスワードを入力し、OKをクリックします。 8 Acrobat Proのファイルメニューからファイル保存して、ファイルを閉じます。 9 保存したファイルをAcrobat Readerで開くと、ウインドウ上部に(保護)と表示され、3Dツールバーから、ものさしや断面のアイコンが消えていることが確認できます。 原点が3Dモデルから離れている元データを変換した場合、回転動作が意図通りにならない場合があります。AdobeReaderは、原点を中心にモデルを回転するためです。この問題を「描画領域に幅を合わせる」の設定で解決することが出来ます。 <設定方法> 3Dエリア上でマウスを右クリックして「パーツオプション/描画領域の幅に合わせる」を選択します。するとモデルが現在の描画領域に最適化され、回転原点がモデルの中心に設定されます。 大規模なアセンブリデータを回転等の表示をする際に、表示性能が追い付かずフレームレートが低下した場合、設定により表示を最適化することが可能です。ただし、すべてのケースで改善するわけではありません。 4. 自動デグレードオプションを以下の通り、設定変更します。 (1) 低フレームレートの最適化スキーム 以下の3つから設定値を選択します。負荷が掛り、フレームレートが低下した時の動作を定めます。境界ボックス、オブジェクトをドロップに設定すると、回転などの動作時はそれぞれ「境界ボックス」のみの表示または動作時はオブジェクトは表示しません。 ・なし (デフォルト) ・境界ボックス ・オブジェクトをドロップ (2) フレームレートのしきい値 1~60(FPS)の間の値を設定します。設定した値以下にフレームレートが低下すると(1)で定めた動作をします。 |
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